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理工学部への学士入学

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【試験科目】
理工系学部の学士入学試験の場合、大学によっては小論文と面接だけの場合もあるが、一般的には英語、数学、物理、面接が課されることが多い。英語に関しては大卒者として最低限の得点、たとえば6〜7割は得点できないと機械的に落とされてしまう可能性がある。一方で、その他の科目に関しては、厳密に採点しない場合もあるので、苦手科目があっても出願してみる価値はある。その根拠となる例が以下の東京都立大学に関する文献である。
東京都立大学学士入学試験の成績非開示理由の文献
学士入学試験は、1年に何校でも受けられるので、お金と時間がある人は併願を考えるのもよい。

【難易度】
一般入試の偏差値を調べるとある程度その大学の難易度がわかる。しかし、偏差値は共通の試験の結果の数値であるため、学士入学試験のような独自の試験問題を用いた場合の参考にはならない。学士入学試験に受かりやすいかどうかを調べるのは、一般入試の偏差値以外にも定員の有無、合格率、合格者数などで判断するのがよい。募集要項の定員欄に「若干名」と書かれている場合、応募者が1人でも受からない可能性がある。一方、定員が設定されていて応募者がその定員よりも少ない場合、受かる可能性が高いと言える。

【学費】
理工系学部の場合、私立大学の学費は国公立大学の学費の3倍はかかると言われている。学士入学者は、お金によっぽど余裕がある人でない限り、国公立大学を選ぶべきだ。お金に全く余裕がなく、誰からの援助も期待できない場合の選択肢としては、国公立大学の二部を選ぶのがよい。国公立大学の二部であれば、授業料は一部の半額なので、アルバイトをすれば何とか自分で生活費と学費をまかなうことができるからだ。私は公立の二部だったため、学費は年間26万円程度という安さだったため、4年間援助なしで乗り切ることができた。ただし、現在、国公立の二部自体がなくなる傾向にあり、国公立の二部で学士入学試験を実施している大学は確認できていない(管理人の独自調査結果)。

【環境】
二度目の大学生として入学する学士入学者が、大学選びで一番重視は勉強するのに適した環境かどうかというところではないだろうか。特に理系の場合、実験科目も多く、卒業研究もあるので、できるだけ密度の濃い教育が受けられたほうがよい。また、真面目に勉強に取り組む学生が多いということも重要である。

【就職実績】
学士入学者が就職する上で最も有効なものが「学科推薦」である。学科推薦はその学科の先輩が過去にその会社に対して多くの採用を勝ち取った結果、会社から学科に推薦枠を与えられるという制度である。就職実績がいい大学は「学生の能力が高い」ということ以上に「推薦数が多い」のだ。極論かもしれないが、学科推薦を使えば本人の能力が劣っていてもその学科に所属していれば能力以上の会社に採用されるのだ。就職実績を調べて有名な会社に多く実績を出しているところは、学科推薦数が多いと言える。卒業後、民間企業に就職を目指すのであればそういう大学学部学科にするべきだ。

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