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理工学部への学士入学

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【学部選択】
理工系学部を大きく分けると理学部と工学部に分けられる。私立大学は理学部と工学部がいっしょになった理工学部として構成されていることが多い。国公立大学は、理学部と工学部に分かれていることが多い。一般的には、理学部は基礎理論を中心に学び、工学部は応用理論を中心に学ぶ。基礎的なことに興味があれば理学部を選び、その工学的な応用に興味があれば工学部を選ぶのがよい。以下で述べるように、学部よりも学科選びのほうが重要である。

【学科選択】
学士入学者は、就職のことを考えて学科を選んだほうがよい。大学院に進学することまで考えると状況が違ってくるので、ここでは学部卒で就職する場合について述べる。 学部卒で就職がしやすいと思われるのは、電気系と機械系である。この2つの学科であれば、学科に電気機器メーカーだけでなく、機械メーカーから情報産業まで、多くの推薦が来るので、就職しやすい。電気系と機械系であれば、電気機器メーカーや機械メーカーの設計・開発職から品質保証職まで幅広く応募することができる。一方、情報系、物理系もメーカーに応募できるのだが、職種が限られしまう。数学系、生物系、化学系、材料系、経営工学系となるとさらに職種が限られてしまう。最初から情報産業志望の場合、就職しやすさは学科によらないのかもしれないが、どのような職にも就職しやすいことを考えて、電気系か機械系を選ぶのが無難だ。独立志向が強い人には、建築士の資格が取れる建築学科がお勧めである。ただし、企業に就職する場合の職種の幅という点では、電気系と機械系のほうが上ではないだろうか。 大学によっても異なるが、同じキャンパスに理学部と工学部がある大学の場合、理学部の専門科目と工学部の専門科目が同じことがある。私は電気系だったが、専門の数学と物理については理学部数学科や物理学科の学生といっしょに授業を受けた。学部学科に関係なく、実験科目以外は他学科の授業は受けられ、さらに入試科目にそれほど違いがないとなると、学士入学者の学部学科選びは「学歴選び」や「就職先選び」の要素も多々ある。ただ、自分の学科の必修科目は必ず履修しなければならないので、他学科の科目まで履修する時間的な余裕がない場合は、どうしても自分の学科の科目を中心として履修することになってしまう。単純に興味があるからというだけで学科を選ぶと、必修科目の単位が取れずに卒業できないという状況になりかねない。就職先や自分の適性を考慮しつつ、興味のある学科を選ぶのがよい。

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